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答え
結局、たまたま連れて行ってもらったゲイバーの方に相談しても、

私の抱えているモヤモヤに対する答えは出なかった気がする

でも、それはきっと当然というか、

私には私を支えてくれる親とか、姉がいて、

休日は、一緒に笑ってくれる友達がいて、

一人暮らしは楽しいし、

彼氏は別にいらないし、

仕事場のみんなは優しいし、

本当に、取り立てて悩んでいることが無いから。

でも、あえてこのモヤモヤの原因を説明するとしたら、

きっと、二十歳の頃に元彼を振ってからずっと

「一人ぼっち」という気持ちが拭えないのかもしれない

今でも、元彼のことを振った時のことを覚えていて、

(お泊まりデートをしたいと言ったら母親にブチ切れられたのをきっかけになんか面倒になって振ったんだけど)

桜木町でそのあたりの話をした時

「オレを悪者にしたいんだろ」って言われて、

その後もよりを戻したいって旨の長文が沢山来て、

数年後に再会もしたのだけど、

元彼を振ってからの私は根本的に一人ぼっちだったんだと思う。

でもこの感じを人に説明することはできなくて、

私は大体、いつも楽しそうに笑っていて、

私の人生にはいつも、誰かしら、私を可愛がってくれる人がいて、

普通に考えたら、私は取り立てて、「孤独な人」ではなくて、

でも、あの時から私は、何か、決定的に「孤独」だ。

元彼と付き合ってた頃は、

そんな風に思うことはなかった(あっても一時的なものだった)のに、

あの頃から5年たった今も、

まだ「一人ぼっち」という気持ちが私の中に潜んでる。

あの時から何か全て変わってしまった。

それで、

本当に私を助けられる人がいないということもこの5年間で証明されてしまったし、

私はただ、この孤独感から抜け出したくてあがいているんだと思う

でも誰もどうしたらここから抜け出せるのか、

一番的確な言葉を教えてくれないし、

そもそも、私もこのことを人にはあまり言わないし、

(本当に悩んでいることは意外と人に言えないのかもしれない)、

大体、「どうして私は変わってしまったんですか?どうしたら元に戻れますか?」

なんて聞いても、誰にもわからない、わかるわけないじゃない。

だけど結局、ずっとこのまま、寂しい気持ちを抱えて生きるのか、

それともまた、笑って生きる道を選ぶのか、

最後は私自身にかかっているんだよ。

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これから
これからどうしよう〜

ってまるでこれっぽちも本気で考えていないみたいな感じで

途方に暮れている

わたし、何だかんだ今まで、

自分の顔とか身体を使って、自分を売って、

お金をもらってきたし、

休日はそういう男の人たちとご飯を食べたり遊んでいたりしたし、

でも、

なんかもう気づけばわたし、

おばさんづいてきたよね。主に顔が。

今まで、わたしはそうやって生きてきたから、

どうすればいいのかわからないの。

そりゃあ、

生まれてから美人だった人は、

まだ、25なんて、全然、キレイかもしれないけど、

わたしはそうじゃないからさあ。

自分でもびっくりするほど、

本当に、女が老いるのは早いんだね。

困るなあ。

そういうの。

まだリボ支払い全然残ってて、来年の半ばに完済目指しているのに。

整形もしたいのに。

将来買うであろうマンションの頭金もいるのに。

わたし、これからどうしよう。

私は、中身も無いし、性格も良くないし、

そんでもって顔もおばさんになっていくなんて、

ほんと、どこのガラクタかわかんなくて笑っちゃうよね。

というか、不細工な自分の顔なんて見たくないし、

何度も死にたいなんて思ったけど、

ただ不細工ってだけで死ねないんだね、この世界。

ほんと面白いよなあ。

とにかく、何もわからない。

今まで起こったことも、これから起こるであろうことも、

わたしには、

もう、わからないよ、

もしわかるなら教えて?

どうすればいいかしら。

これから。





最近の
最近のわたし。

相変わらず、金のために出会いカフェに通っている。

それを始めたのは今から5年前、

今よりも若くて、それだけで、価値があった20歳の頃。

わたしは今、25歳になり、

そろそろ、内面的にも成熟してもいいような年齢。

だけど、想像していたよりもずっと、

わたしはわたしらしくて、

あの頃から変わらず、

今日もオジサン達に可愛いと言われて金を貰っている様が、

滑稽を通り越して、退屈をも通り越して、

もはや、清々しい。

だけれど、わたしの何もかもがあの頃から変わらず、

あの場所で止まっている訳ではなくて、

本当は、わたしを取り囲む環境も、

わたし自身も、実は、動いている、変わっているということが、

不思議だ。

例えば、願い晴れて叶った、一人暮らしは、

天国のように楽しい。

夜中の3時まで灯りを消さずにスマホをいじるのも楽しい、

朝は13時に起きるのも楽しい、

スーパーで、肉を選び、フルーツを選び、お菓子を選ぶのも楽しい、

目の前の豆腐屋の豆腐はおいしい、

自転車で近くの多摩川までいって、

BBCを聴きながら走るのは最高に素晴らしい。

他にも、とにかく、一人暮らしを始めて、

嬉しいし、楽しいと思うことばかりで、

今まで抱えていた形容のし難い寂しさは、

嘘のように消えた。

わたしにとって、この、東京都下の、新築30㎡の部屋は、

まるで25年目にしてようやく手に入れた、

自分の居場所であり、隠れ家であった。

だから、本質的には、今の私は全てにおいて平和であり完全だ。

この一人暮らしの部屋に帰ると、

その絶対的な平和と静寂を垣間見ることができる。

それと、わたしは、この町を心から気に入っている。

ここは東京の西寄りの場所で、今まで住んできたどの町よりも、

穏やかで、のどかで、静かだ。

わたしは、今まで、こんなに静かな場所が存在することを知らなかったから、

ここに始めて訪れた時、その空気感に、圧倒された。

この部屋だって、親にも内緒で一人で不動産屋に足を運んで、

その時に気に入った部屋は埋まってしまっていたから、

その日に、親に、一人暮らしがしたい、と、唐突に伝えて、

その次の週に親とこの部屋を見に行くことになって、

それで、部屋に足を踏み入れてから、すぐに決めた。

ここは、まだ誰も住んでいない部屋だった。

今、この街で、この部屋で、一人暮らしをしていること、

それ自体が、私にとって奇跡であり、癒しだ。

恋愛とか結婚とか、急ぐ気にもなれないほど、

ここは静かで穏やかな場所だ。

隠遁。

そう表現したら聞こえが悪いのかもしれないけれど、

わたしには、まるで世間から隔離されたかのような、

この、無音の空間が、愛おしくて、嬉しくて、何にも変え難い。

本当に、ずっと探していたような場所が、ここにはある。

そんな、念願だった一人暮らしもようやく落ち着いて、

今のわたしが、本当にやりたいことは、

出会いカフェに通って、おじさん達に可愛いと言われて、

稼いだ先からすぐに消えていく、わずかばかりのお金を稼ぐことではない。

(これを俗に「あぶく銭」、というの?)

わたしが本当にやりたいことは、例えばこんなことだ。

最近、一年以上壊していた喉が、奇跡的に回復したので、

もっと歌が歌いたいし、新しい曲を覚えたい、

歌を通してもっとたくさんの人に出会いたい。

歌うことは呼吸をすることと同じくらい私にとって自然で無くてはならないものだ。

あと、料理をもっとしたい。

グラタンとか生春巻きとか、少し手間がかかりそうな料理も、どんどん作りたい。

それで、最近は占星術をかじりだしたから、

この前買った本をもっと読みこみたいし、

この前受けた占星術の2時間のセッションを録音した音源を聴き直したい。

英語の勉強もまたぼちぼちできたらいいかなって思ってる。

それは本当に趣味で、語学好きの一環として。

そして、じつは、この文章を書いているのも、

元々、文章を書くことが好きで、

ブログとか、ホームページとか、何かしらの形で、

文字を残したい、という想いがあったから。

そう、やりたいことがたくさんある。他にもたくさん。山ほど。

だから本当は、出会いカフェなんか行っている場合じゃないのだけど、

でも、今まで使ってしまったカードの支払いとか、

これから韓国でしたい整形のための費用とか(皆に必要ないって言われるけど)、

その他、もろもろにかかるお金が、

正社員のお給料には全然、収まらない。

あと、「そういう時間」がじつにもったいないのはそうだけれど、

私の精神も、もうそろそろ追いつかない。

わたしには一人の時間が必要で、

例えば一日に二人もおじさんの相手をしたら、

次の日はクタクタになってしまう、体力的に、というよりもむしろ、精神的に。

彼らといるのはべつに苦痛ではないのだけど、

もちろん彼らといたいからいる訳でもなく、一人で過ごしたい時もあるわけで。

いい加減に、健康で文化的、な暮らしがしたい。

わたしは、もともと、学ぶことが好きなはずなのだけど、

どうして、脳みそを使わない、非生産的な行為ばかりに時間を費やしているのかな。

頭があるのに身体ばかり使っている。

でも仕方ないんだ、自業自得なんだ、欲しいものを手に入れる為には、これしか無いんだ。

そう、そんな感じ。

最近のわたし。




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